「男女共同参画社会基本法」では“男女共同参画社会の実現は21世紀の我が国社会を決定する最重要課題である”と位置づけられています。
しかしながら、性別による固定的な役割分担や、これに基づく社会制度や慣行が依然として存在しており、真の男女平等の達成には多くの課題が残されているのが現状です。

　1975年の「国際婦人年」を契機に、これに続く「国連婦人の十年」の活動を踏まえ、1984年に名古屋で初めて開催された日本女性会議が、2000年に第18回日本女性会議「世紀を拓こうあなたと偕に」のテーマのもと水戸で開催されました。

　全国から3326人の参加者を迎え、私たちは実行委員として運営に携わり成功に導きました。　ここで採択された「日本女性会議2001みと宣言」と同日施行の「水戸市男女平等参画基本条例」を実効性のあるものとするため、「ポスト日本女性会議2001みと」を2002年9月28日に設立いたしました。

　この会は「平等・創造・平和」の理念のもとに、人権を尊重し、男女がともに個性と能力を十分に発揮できる社会づくりをめざし、具体的には、ヒューマンライフシンポジウムを中心に、水戸市男女平等参画月間においての趣旨にあたる活動を推進して参りました。　この目的を更に深く市民の皆さまのご賛同を得ながら、男女平等社会づくりの和と輪を広げるために、特定非営利活動法人M・I・T・O 21を設立いたしました。